バンドを組む
前回まで
https://eric-designer.hatenablog.jp/entry/2019/03/04/183437
続き
ギターを買い、教本を頼りに練習する日々が続いた。
コードを一つ一つ覚え、ピックによるストロークも練習した。
Fコードにつまずきながら、毎日同じことの繰り返しをした。
音楽の授業では真っ先にアコギを取り、自分のギターと近いやつで練習した。
ある日中学時代の友人O田と遊ぶ機会があった。
自宅に呼びゲームをすることになった。
部屋に入りギターを見ると、興味深そうに見ていた。
O田が「ギターやるんだね」と言い、彼はピアノを習っていたことを話し始めた。
音楽の話で盛り上がり、O田の好きなスピッツやミスチルの話を聞かされた。
明らかにO田の方が音楽に詳しいと感じた。
身近に音楽の話ができる人もいないし、一人で黙々と練習する日々が続いていた為、仲間が欲しいと思うようになっていた。
O田にバンド組もうと誘うと、あっさりOKしてくれた。
こうして初めてバンドを組むことになった。
続く