ギターを買う
前回まで
https://eric-designer.hatenablog.jp/entry/2019/03/02/161800
続き
教室への帰り、この時代に長渕っすか? と疑問を持ちながら、先生の趣味なんだろうと自分に言い聞かせた。
授業が終わっても、ギターの感触が忘れられなかった。
ぎこちないながらも、音がなり、ギターから腹に伝わる振動。
弦が指に食い込む痛み。
リコーダーや合唱ではなかった、やってみたいという感情が生まれた。
家に帰ると、ギターを買いたいから楽器屋に連れて行ってくれと、親に相談した。
お年玉や貯金で買うと言ったら、了解してくれた。
とは言っても、どんなギターを買うべきか、エレキ?アコギ?アンプ?と分からないことばかりだった為、数日ネットで勉強した。
結局学校での弾き語りを考えヤマハの黒色のアコギ(確かFG)を2万5千円位で買った。
今考えると正解だったと思う。
内容はあまり覚えていないが、一旦弾き語りの教本を買った。
その中にレミオロメンの「粉雪」があり、当時流行っていた為、それを練習課題にすることにした。
歌詞とコードとリズム(ストローク)が載ったシンプルなものだったが、当時の私には手強い相手だった。
続く